YouTubeは100カ国80の言語に対応し毎日10億時間視聴されていて、2020年11時点で全世界の20億人以上のユーザーが利用していると言われています。

PCはもちろんのこと、スマートフォンやゲーム機、テレビなど色々なデバイスで視聴することが可能なYouTubeは、インフルエンサーマーケティングの場としても大きく注目されているプラットフォームです。

では、なぜYouTubeが広告を掲載する媒体として近年人気を博しているのでしょうか。

YouTubeでは、視聴者層(平均年齢、性別、視聴時間帯や地域、動画のどこで離脱したかなど)のデータを収集することが可能です。これにより、自社チャンネルや動画に対して興味を持ってくれる層を可視化し、その層にむけた内容にコンテンツを修正したり、逆に細かくターゲティングを行って広告を放映することも可能です。

テレビCMだとおおよその視聴者層にあわせた番組や時間帯・曜日などにあわせて放送時間を決めるくらいのことしか出来ないため、一つのCMにおけるリーチ率が大きく変わってきます。

また、マンガ動画の紹介ページと内容が少し重複しますが、テレビCMの作成には莫大な費用がかかってしまいますし、広告枠を購入するだけでもかなりの予算が必要となります。

その点YouTubeは誰でも動画を作成しアップすることができるため、低予算でも広告の作成が可能となり、複数の動画を作成してターゲットに合わせて内容を変えた広告を作成したり、色々なCMバージョンを試すなどのフレキシブルな対応が可能となります。

広告の観点のみならず、自社チャンネルを運営することで顧客との距離感が近くなり、企業をより身近に感じてもらったり、ブランドを「自分ごと化」することにも繋がっていきます。

若年層は検索エンジンよりもSNSで情報収集をする人が多いという調査結果もあり、YouTubeチャンネルの運営は幅広い世代のユーザーにアプローチでき、訴求力が高く共感を得やすいうえにブランディング効果も高いコンテンツとして注目を浴びているのです。

トミーは現在総再生回数1600万回以上のマンガ動画のチャンネルを始め、複数チャンネルを運営しています。チャンネル登録者数10,000人以上は上位3%のみなどとも言われていますが、お陰様で上位3%に入るチャンネルを運営することもできています。

運営するチャンネルの内容も、マンガ動画だけではなく、立体音響を使ったチャンネルやペットの日常を紹介する動物系のチャンネル、漢字や折り紙など日本の文化を紹介するチャンネルなど多岐に渡り運営を行っています。

自社でチャンネル運営をすることでノウハウの蓄積だけでなく、YouTubeのリアルなトレンドや運営の動きなどもキャッチし、リアルタイムで臨機応変な対応ができるよう、日々試行錯誤してます。